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神秘的な万華鏡の世界!アート化する水族館

最近は革新的なアイデアを取り入れる水族館が増えてきました。
それは「アートと水族館の融合」です。
今回はアートと奇跡のコラボレージョンを果たした水族館を紹介します。
もはや水族館は生き物を観るだけのテーマパークではなくなったようです。

水族館といったら、子供達に大人気のテーマパーク。
日本や世界中のさまざまな魚や哺乳類達を一同に観ることができます。
現在水族館が知恵を絞って、展示方法などが徐々に変わってきているのをご存知ですか?
個々の水族館はどうすればより観光客を集めることができるのかということに注目しています。
例えば、珍しい魚を展示したり、イルカショーを充実させたりなど…。

最近は革新的なアイデアを取り入れる水族館が増えてきました。
それは「アートと水族館の融合」です。

今回はアートと奇跡のコラボレージョンを果たした水族館を紹介します。
もはや水族館は生き物を観るだけのテーマパークではなくなりました。
アートとの融合を果たしたことにより、人々は水族館で感動を覚えることができるのです。

まさにアート作品!登別マリンパークニクスにある金魚の万華鏡

まず紹介するアートな水族館は、最近テレビなどでも紹介され話題を呼んでいる、北海道の登別マリンパークニクスです。
この水族館にある金魚の万華鏡がもはやアートだと話題なのです。

水族館に万華鏡という斬新なアイデアを取り入れたのです。
展示スペース全体を万華鏡で覆い、人が入ることができる巨大な万華鏡を作り上げました。
その中心に、金魚が泳ぐ直径1mのドーム状の水槽を一基置き、両脇には6つの水槽を設置しています。
そして入り口上部や水槽にはLED照明を設置。
時間ごとに赤や青、黄、白などに色調を変化させ、幻想的な世界観を生み出します。


金魚の水槽自体はそれほど大きいものではないのですが、万華鏡の反射により部屋全体で金魚の水槽を鑑賞することが出来るのです。
真横を見ても、上を見上げても、まるで宙を舞っているかのように金魚が泳いでいます。
これはもはや立派なアート作品です。
今年のゴールデンウィークはかなり盛況だったらしく、多くの観光客がこのアートな水族館に訪れたそうです。

登別マリンパークニクス
住所:〒059-0464 北海道登別市 登別東町1-22
電話番号:0143-83-3800
公式サイト: https://www.nixe.co.jp/

すみだ水族館のクラゲの万華鏡

もう1つアートと万華鏡つながりで、すみだ水族館のクラゲの万華鏡を紹介します。
全長50mのスロープの壁と天井に約5000枚の鏡を敷き詰めて、万華鏡のような空間を創り出しています。
登別マリンパークニクスにある金魚の万華鏡のように、部屋全体を万華鏡で覆いかぶせているわけでないですが、万華鏡の力で一室内に青色に反響する幻想的な空間を創りだしています。

クラゲのふわふわした不規則な泳ぎは、アートとの相性抜群です。
まるでクラゲと共に浮遊しているような体験ができます。

すみだ水族館
住所:〒131-0045 東京都墨田区押上1-1-2
電話番号:03-5619-1821
公式サイト: www.sumida-aquarium.com/

いかがだったでしょうか。
今回は万華鏡つながりのアートな水族館を紹介しましたが、他にも斬新なアイデアで観るものを感動させる水族館は数多く存在します。
アートといえばアート、水族館といえば水族館と分け隔てて考えてしまいがちですが、いっけん相入れないようなものが融合することによって新たな感動が生まれることもあるのです。

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