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アート好きの女性は男性にとっては厄介? ホントのところはどうなんだろう?

「アート好きな子って、どうにも苦手なんだよね」そんなことを男性から言われた、という声を、たまに耳にします。
アートが好きな女性にしてみれば、「えええー!? そんなこと言われても、好きなものは好きだし……」という感じですよね。
そこで、具体的に「苦手」ってどういうことなのか、もう少し突っ込んで、男性を中心に意見を聞いてみました。

「アート好きな子って、どうにも苦手なんだよね」そんなことを男性から言われた、という声を、たまに耳にします。
アートが好きな女性にしてみれば、「えええー!? そんなこと言われても、好きなものは好きだし……」という感じですよね。
そこで、具体的に「苦手」ってどういうことなのか、もう少し突っ込んで、男性を中心に意見を聞いてみました。

「センスのよさ」重視がすぎると正直キツい

「アート好きサブカル好きの子って、お洒落だし身綺麗な子が多い。それはとてもいいんだけど、センスのよさってのを全ての基準にしてる子が多くて、正直、センスに自信がない男にとっては辛いんですよ」(30代男性)

まず目立つのは、このような意見。
野暮ったいものや安いものをバカにする態度が見えると、付き合いづらいな、気楽に話せないな、という心理が働くようです。

世の中を「合格」「不合格」に分けないで欲しい


センスのよさは大事。
でも、それを基準に、世の中を全て測ってゆくような態度を取られると、男性にかぎらず周囲の人は引いてしまうもの。

「世の中を趣味のよさで合格不合格に分けて、それをいちいち口に出す人がいて、そういうのは同性でもやっぱりキツいなーと思います」(20代女性)

とくに男性は、意外とナイーブ。自分が不合格のほうに入ったらどうしようと怯えたり、逆に「偉そう」と反発する気持ちを持ったりしてしまいがちです。

早口で一方的に話す、知識重視の語りがしんどい

「知らないことをえんえんと早口で語られるのが厳しい。アート好きな子の話って余裕がなくて息苦しい」(20代男性)

というのも複数耳にした意見。

アート好きの人というのはパンフレットも熱心に読みますし、多くの人が読書好きでもありますから、どうしても頭の中にアート知識が蓄積されてゆくものです。
やっぱり、知識があったら話したい、誰かに伝えたいですよね…。
でもそれは意外に、相手からすると苦痛だったりします。これは、いわゆる「オタク」な人たちに共通する悩みでしょう。

「好きだという気持ち」をシンプルに語ろう、アートのことですが…


逆に、こんな意見もあります。

「作品を見て、素直に好きだと喜んでくれる子と展覧会に行くのはとても楽しい。アート好きな子、いいと思うんだけど」(40代男性)

アートにかぎらず、楽しいもの美しいものを見に行くときは、やはり、率直に目を輝かせる人と見るのが楽しいのです。
アート好きのみなさん、理屈はあとにして、好きな作品を「好き!」と素直に喜ぶところからはじめましょう。
それが、一緒にいる人へのなによりのサービスです。

結論からいうと「アート好きな女性が厄介」というより、「行き過ぎた割り切りをしたり、独りよがりな話し方をする女性は苦手」。
しかしこれは決してアートに限らない話。
ちょっぴりやりすぎてしまうことさえなければ、実はアートが好きな女性は「センスがよくて知的」というポジティブな評価のほうが多かった印象です。
ちょっとだけ言動に気をつけて、アート鑑賞を楽しめば大丈夫。ぜひ、自信をもって友人知人をイベントに誘ってください。

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