パブロ・ピカソ

ピカソは1881年生まれのスペインの画家です。
アートに詳しい人もそうでない人も、ピカソという名前と彼の作品はどこかで目にしたことがあるはず。知らない人はほぼいない、20世紀最大の巨匠です。
その作品数の多さ、影響力の大きさから最高というより最大という言葉が相応しいピカソ。
天才という言葉はまさに彼のためにあるようなものです。

小さい頃から絵が上手だった

幼少の頃から絵の才能を発揮しました。
12歳の頃にはラファエロ(ルネサンス期のイタリアの画家)のように描くことができた、と語っています。
上の絵は15歳の頃に描いた作品です。

長〜い名前

ピカソの本名はとても長いことで有名です。

パブロ・ディエゴ・ホセ・フランシスコ・デ・パウラ・ファン・ネポムセーノ・マリーア・デ・ロス・レメディオス・シプリアノ・デ・ラ・サンティシマ・トリニダード・ルイス・イ・ピカソ

というのが正式な名前です。

ではなぜこんなに長くなったかというと、スペインの姓は父親の第一姓(ルイス)を第一姓に、母方の第一姓(ピカソ)を第二姓にして、機械的に個人の姓が決まり、ピカソの出身のマラガでもこうした長い名前が普通であったからであるようだ。

ちなみにピカソ自身も長すぎて正確に覚えていなかったようである。
出典:知って得する知識サイト

ピカソの代表作品

ピカソは作品数が過去・現在までを通じて最も多い作家です。

生涯におよそ1万3500点の油絵と素描、10万点の版画、3万4000点の挿絵、300点の彫刻と陶器を制作し、最も多作な美術家であると『ギネスブック』に記されている。
出典:Wikipedia

また、「青の時代」「バラ色の時代」など、絵のスタイルを次々に変えていったことでも知られています。

青の時代(1901〜1904)

ピカソがスペインからフランスのパリに引っ越し、画家としてのキャリアを始めた頃の「青の時代」と呼ばれるスタイルで描かれた絵を見て見ましょう。

人生(La Vie)1903年

青の時代は、ピカソの親友であったカサヘマスが自殺したことにショックを受けたことがきっかけになったと言われています。
この絵に描かれている青年がカサヘマスです。

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