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芸術家になりたい? だったらこの3つの漫画から学べ!

世界的にも人気の「日本の漫画文化」は、芸術のひとつのカタチとしても人気となっています。
そこで漫画の作品の中でも特に芸術性が高く、参考になる作品を選びました。
絵の勉強をしたければ、漫画からも学べることは多くあります。
ぜひこの機会に、紹介する3つの作品の素晴らしさに感動してください!

漫画は漫画、芸術は芸術と分け隔てて考える人が多いとおもいます。
しかしながら、漫画家の中には芸術家になっても通用する技術の持ち主が大勢いらっしゃいます。
いやそれどころか、彼らは芸術家としてもはや一流であると行っても過言ではありません。
今回は漫画の作品の中でも芸術性が高く、参考になりそうな漫画を選びました。
絵の勉強をしたければ、漫画からも学べることは多くあります。
漫画を読まない手はありません。

江戸川乱歩の世界を漫画に!『パノラマ島奇譚』から学べ

「パノラマ島綺譚」(原作)江戸川乱歩 /(著者)丸尾末広、出版社 KADOKAWA

江戸川乱歩の作品を大正昭和風のレトロな猟奇的世界を漫画化。漫画界きっての猟奇王と称される丸尾末広の作品「パノラマ島奇譚」です。
おそらくこの漫画を初めて読んだ方は衝撃を受けるでしょう。
並みの表現力ではこの模写は困難です。
丸尾はバロックやルネサンス芸術、近世ヨーロッパのグロッタ趣味などの意匠を盛り込んで見事にパノラマ島を「画」として完成させています。
この作品からは、まるでドラクロワの作品のような生生しさを感じることができます。
丸尾末広の作品は他に「芋虫」や「丸尾地獄」など衝撃的なものが多数ありますが、その素晴らしい写実模写は一見の価値があります。

・書名 パノラマ島綺譚
・作者名 (原作)江戸川乱歩 /(著者)丸尾末広
・出版社名 KADOKAWA


圧倒的な画力で描く『インノサン少年十字軍』から学べ

『インノサン少年十字軍 上巻』(C)古屋兎丸/太田出版

『インノサン少年十字軍』は古屋兎丸による日本漫画の作品です。単行本で全3巻あります。
古屋兎丸の作品を一言で言うと「死の美しさ」です。

残酷な模写も多いですが、独特な絵柄のなせる業か、嫌悪感とある種の美しさを併せ持つシーンが強く印象に残ります。
一コマ一コマから死に対する古屋兎丸の情熱をひしひしと感じることができます。
彼の作品の「死の美しさ」はもはや漫画の域を超え芸術作品の域に達しています。
話自体をまるで現実の話かのように描く情景模写も素晴らしいです。

ちなみに古屋兎丸の『ライチ光クラブ』という作品もとても参考になります。『インノサン少年十字軍』と同様かそれ以上にグロテスクなシーンも多いですが、見事な耽美作品に仕上がっています。
丁寧に描きこまれた繊細な絵柄は素晴らしいです。

・書名 インノサン少年十字軍
・作者名 古屋兎丸
・出版社名 株式会社太田出版


「宮本武蔵」を魅せる漫画に昇華した『バガボンド』から学べ

最後は井上雄彦の作品である『バガボンド』という漫画を紹介します。
この漫画の醍醐味は何と言っても圧倒的な描画の上手さです。
特にこのバガボンドにおける墨絵的な表現は漫画の世界観ともよくマッチしています。
人物の陰影、夜の雲、波の表現など、一コマの隅々まで素晴らしい完成度です。
見た目の美しさにとことんこだわる彼の情熱が描画から伝わってきます。
その美しい描画はもはや芸術作品の域に達しています。

バガボンドは芸術を学びたいと考えている方必見の漫画です。
彼の作品を模写できるようになれば、あなたはもう立派な芸術家ではないでしょうか。

井上雄彦の作品は他にも『スラムダンク』や『リアル』など素晴らしい作品を数多く生み出しています。
いずれもリアリティ溢れる素晴らしい描画に仕上がっています。

・書名 バガボンド
・作者名 (原作)吉川英治 /(著者)井上雄彦
・出版社名 講談社


いかがだったでしょうか?
漫画からも学べることは沢山あります。
幅広い視野を持つことがあなたの技術を飛躍させてる糧になるかもしれませんよ。

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