有名画家の奥さんはどんな人? 愛する妻を描いた作品を紹介
著名な作品を残した画家にばかりスポットが当たりがちですが、彼らには奥さんがいることを忘れてはいけません。
売れないときも、夫を支え続けたのです。
今回は有名画家の奥さんにスポットを当て、画家が描いた奥様とエピソードを紹介したいと思います。
著名な作品を残した画家にばかりスポットが当たりがちですが、彼らには奥さんがいることを忘れてはいけません。
売れないときも、夫を支え続けたのです。
今回は有名画家の奥さんにスポットを当て、画家が描いた奥様とエピソードを紹介したいと思います。
結婚相手は弟の家庭教師?マネの奥さんシュザンヌ
印象派の父とも言われるマネ。
マネの奥さんの名前はシュザンヌと言います。
シュザンヌはマネの弟のピアノの家庭教師だったと言われています。
知り合って2年後には子供も生まれていたようです。
しかしながら、マネの父は彼らの結婚に大反対をしました。
二人が正式に結婚できたのはマネの父が死んでからとなりました。
ちなみにマネはシュザンヌを描いた数々の絵画を残しています。
「読書」というタイトルでフランスのオルセー美術館に所蔵されている絵画は、とても美しくシュザンヌを描いているので、マネファン必見の絵画です。
まさに内助の功!夫を支える賢夫人 ミレーの奥さんカトリーヌ
農家で働く人々など、労働する人を描き続けたことで知られるミレー。
ミレーの奥さんの名前はカトリーヌです。
このカトリーヌは大変素晴らしい奥さんだったと言われています。
ミレーは当初サロンも落選続きで貧乏を極めていました。
カトリーヌはそんなミレーを支え続けたのです。
後々ミレーは数々の傑作を生み出しますが、カトリーヌの支えなしには傑作は生まれなかったと考えられています。
ちなみにカトリーヌとミレーの間には9人の子供がいたと言われます。
すごい大家族だったのですね。
良妻賢母!ルノワールの奥さんアリーヌ
衝撃的な女性の肖像画で知られるルノワール。
ルノワールの奥さんの名前はアリーヌ。
ルノワールの18歳年下でした。
ルノワールとアリーヌは出会って程なくして結ばれることになります。
アリーヌは良妻賢母であったと言われています。
ルノワールはアリーヌをモデルとした有名な絵を残しています。
絵のタイトルは「ブロンドの浴女」。
非常に美しく描かれており、ルノワールの愛の証とも言えます。
作品とは正反対に夫婦関係は良好、セザンヌの婦人、オルタンス
お次に紹介するのはポール・セザンヌの婦人オルタンスです。
セザンヌといえばフランスの画家で、代表作として「りんごとオレンジ」、「台所のテーブル」などがあります。
オルタンスはもともとセザンヌの絵のモデルであったと言われています。
後、恋愛関係に発展した二人の間には1872年長男が誕生します。
セザンヌは後にオルタンスを題材とした絵を30点以上残しています。
セザンヌが描いたオルタンスの肖像画の多くは愛想のない顔で描かれたおり、一見愛がないようにも見受けられます。
しかしながら、多くの肖像画が残っている事実と、中には官能的な模写で描かれたものもあることから、愛がなかったとは断定できません。
彼らは1886年にめでたく結婚します。
いかがでしょうか。
芸術家は天涯孤独なイメージがありますが、それは違います。
多くの画家には奥さんがおり、彼女たちは家庭を支えていたのです。
数多くの画家たちが妻の絵を残しています。
妻の絵に注目することで、また新しい画家の意外な一面を垣間見ることができるかもしれませんね。
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